集中力・瞬発力・判断力を鍛える「おばけキャッチ」
目次
ストーリー
ある幽霊屋敷の地下室で、呪われたカメラが見つかった・・・。
このカメラで撮影されたモノは、どういうわけか時々間違った色で写ってしまうという・・・。
・・・さて、いま目の前にある写真は本当に正しい色で写っているのか?
あるいは間違っているのか?
あなたは、他の誰よりも早く正解を見極め、勝者となれるだろうか!?
おばけキャッチ (Geistesblitz)とは
このゲームは、60枚の写真カードとおばけ・イス・ビン・本・ネズミの5種類の木製のコマでプレイします。
山札の一番上のカードを1枚表にして、対応するコマを素早く取った人がカードを獲得できるというひらめき(ドイツ語:Geistesblitz)とスピードで勝負が決まる!反射神経が問われるボードゲームです。
「おばけキャッチ」で集中力・瞬発力・判断力が養われます。
コマのおばけ等を掴む事から「おばけキャッチ」というネーミングになったのでしょう。
プレイ人数
2〜8人
対象年齢
8歳以上
プレイ時間
20〜30分
基本のルール「つかむ」
カードに写るコマと色の組み合わせ
カードに写っているコマの組み合わせは、10通りあります。
更に、1つの組み合わせにつき、色のパターンは6通りで、色は、コマの色と同様、緑・赤・白・灰色・青の5色があります。
カードには2種類のカードが存在する
カードには、カードに写っているコマの色と形が実際のコマと正しく一致するカードと一致しないカードの2種類が存在します。
準備
5個のコマをテーブルの中央に丸く並べます。
カードはよく混ぜて、裏向きの山にして置きます。
カードとコマの関係
初めにカードをめくる人(スタートプレーヤー)を決めてからスタートします。
スタートプレーヤーが、山札からカードを1枚めくり、全てのプレーヤーがそのめくられたカードに対応するコマを掴みます。
めくられたカードに写っているモノの色・形が実際のコマと一致する場合は、その対応するコマを掴み、一つも一致するコマがないカードの場合には、そのカードに写るモノの色・形と全く一致しないコマを掴みます。
コマを掴んだプレーヤーは、そのカードを獲得し、ゲームを続けます。
スタートプレーヤー
カードをめくる人は、最後に地下室に入った人(テーブルの中央に置いてあるコマを取った人)がスタートプレーヤーになり、山札の一番上のカードを素早く表にします。
お手つき
お手つきの場合には、獲得済みのカードの中から1枚正しいコマをつかんだプレーヤーに渡します。
もしも、全てのプレーヤーがお手つきの場合には、全てのプレーヤーは獲得済みのカードの中から1枚をテーブルの中央に出してまとめておき、次のプレイで正解したプレーヤーが全て獲得します。
ゲーム終了!
山のカードが全て使われたら、ゲーム終了で最も多くカードを獲得したプレーヤーが勝ちです。
基本のルール+α「本は声を!」
基本のルールに慣れてきたら、次は、少し難易度を上げてみましょう!
基本的には、「つかむ」のルールと同じですが、このルールの場合、違うのは次の2点です。
- カードに、何色の本が写っていても必ず「そのカードに対応するコマの名前」を宣言します。コマは掴みません。
- カードに本が写っていない場合には、対応するコマを掴みます。
この2点を踏まえて後は、基本のルールと同じようにゲームを進めていきます。
まとめ
なんと言っても、まるで絵本のようなパッケージが人目を引きます!
そして、この可愛らしいコマはプレーヤーの心を掴みます!
ストーリー性のあるゲーム内容で、ゲームが一層盛り上がります!
オリジナルルールも作って遊ぶのも面白いかもしれません。
現代では、何でも画面を通してのデジタル化が進んでいます。
そんな時代だからこそ、テレビゲームやスマホから離れ、こういったアナログなゲームで遊びコミュニケーションを取り楽しむというのはとても重要な事なのです。
いつまでも、いつの時代でも楽しめるカードゲームは必要とされ続けた結果、世代を超えてバリエーションを増やし今あなたの時代にも根強く存在するのです。
今回ご紹介したカードゲーム「おばけキャッチ」は、ただ座ってカードゲームをするだけではなく、コマを素早くキャッチする動作を含むので体全体で楽しめる玩具です。
あなたも、家族やお友達と「おばけキャッチ」で盛り上がりませんか?