こどものプログラミング教育に最適な木製おもちゃ!キュベット
目次
オモコレのプログラマーが、子供に買いました
3歳になる子供にプログラミングを教えたいと思って「こども プログラミング」などでGoogle検索をしている時に発見しました。
iPhoneアプリやウェブアプリを作る際にするようなプログラミング、コーディングの作業と同様の作業で動作している「キュベット」を見て、これなら遊びながら自然とプログラミングを習得できたり、プログラミングを勉強する際に壁を感じること無く、慣れた作業として取り組めるのではないかと思いました。
プログラミングとは?プログラミングを例えると
以前、友人にプログラミングって何?どういうことをするの?と聞かれた際に、今いる場所から家までへの帰り道を紙に書くような感じ、と答えました。
- 建物を出たら右に曲がる
- 進む
- 2つ目の信号を左に曲がる
- 進む
- 3件目の家で左に曲がる
と書いたり
- タクシーが見えたら手を挙げる
- 扉が開くと車に乗る
- 「〇〇町〇〇番地まで」と言う
と書くことで、家に帰る、という目的を達成させるプログラムを完成させます。
「プログラムを実行する」ということは、この紙をロボットに渡すことで、ロボットが家に着くことができる、というような感じです。
キュベットの場合には紙が「ブロックの置かれたボード」でロボットが「キュベット」になります。
タクシーの例は難しいですが、一つ目の例はキュベットで遊ぶ内容とほとんど同じです。
キュベットで遊ぶ子供の様子
はじめはブロックを置く場所や意味がわからなかったのが、少し教えて一緒に遊んだだけで、すぐに覚えていきます。
キュベットの色々な遊び方
また、大人では考えつかないような遊び方をしはじめます。
子供がやったのはこのような遊び方です。
キュベットの上に物を置いて運ぶ
木製の象の置物や車を上に置いて、動くのを見て喜んでいました。
キュベットが進む方向の前に車を置く
キュベットが進む方向の前に車を置いて、車が動くのが楽しいようです。
こどものプログラミング教育に最適な木製おもちゃ「キュベット」とは?
PRIMOの販売しているプログラミング学習用のおもちゃです。
モンテッソーリ教育の教師やプラグラマーなど、世界中の多くの人々から支持、推薦されています。
2016年にクラウドファンディングサイト「Kickstarter(キックスターター)」で160万ドル(約1億8000万円、2018/12/18現在)を集めました。
キュベットはプレイフルな木製のロボットです。3歳以上の子どもがストーリーや冒険、仲間との助け合いを通じてプログラミングを体験できます。手を使う楽しい遊びを通じてコーディングの基礎を、スクリーンなどのデジタルなインターフェースを介することなく学び、文字の読み書きができるようになる前の子どもでもプログラミングを学べます。
受賞歴がすごい
- 2017年 Amazon知育・学習玩具大賞
- 2017年 キッズデザイン賞
- 2017年 グッドデザイン賞
その他海外の受賞歴
- 2016年 ロンドン・デザイン・アワード100「プロダクト部門」
- 2016年 ジュニア・デザイン・アワード「ベスト・トイ・デザイン プラチナ」
- 2016年 カンヌライオンズ「プロダクトデザイン 金賞」
- 2016年 レッドドット・デザイン賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」
- 2016年 GESSアワード「プロダクト・イノベーション賞」
- 2016年 アカデミックス・チョイス・アワード「ブレイン・トイ賞」
- 2016年 ティリーウィグ・トイ・アワード「ブレイン・チャイルド賞」
- 2016年 イノベーション・バイ・デザイン「プロダクト部門ファイナリスト」
対象年齢
3歳以上
キュベットの付属品
キュベット
「ボード」に設置された「コーディング用ブロック」に合わせて動く本体です。
かわいい顔があり、愛着が湧くデザインは生きているペットのような感覚を覚えます。
ボード
「前に進む」や「右に90度回転する」のような、それぞれに意味を持った「コーディング用ブロック」を設置して、キュベットに指示を出す、キュベットのコントローラーです。
コーディング用ブロック
前へ
左へ(左に90度回転)
右へ (右に90度回転)
ファンクションのブロック
ボードのファンクション部分に設置されたブロックを実行します。
別売りのブロック
うしろにすすむブロック
ランダムのブロック
その他、次のブロックと逆の動きをする「ネゲーションブロック」もあります。
布製ワールドマップ
付属のマップ
購入時に付属する、お城や木、砂漠などの描かれたマップです。
別売りのマップ
色々なデザインのマップを購入することもできます。
ひとつのマップに飽きたら海や宇宙など、他のマップで遊ぶことで、新鮮な気持ちで新しい遊び方を思いついたり、新たな発見があるかもしれません。
Blue Ocean (海編)
Big City (迷子編)
Space Odyssey(宇宙編)
Swarming Swamp (沼地編)
Polar Expedition(北極編)
クリスマス限定ペーパーマップ
クリスマス限定の「ウィンターホリデーボックス」には、標準のマップに加えて限定のペーパーマップが付属します。
裏面はマス目だけ書かれていてオリジナルのマップを作成できます。
プレゼントラッピングとしてそのまま使える限定スリーブの裏面には、切り抜いて遊べるツリーや雪だるま、トナカイなどのイラストが散りばめられており、キュベットで遊ぶ時の目印やメッセージカードとして使えます。
購入する際にはよく調べず、標準マップがクリスマス仕様になると勘違いしていたので標準のキュベットを購入しましたが、別でペーパーマップやスリーブなどの特典が付属するようなので、こちらのほうがお得なようです。
今購入するならこっちを購入します。
ストーリーブック
物語に沿ってキュベットを動かしたりするための物語が書かれています。
注意!付属してないけど必要なもの
別売の単3電池が、キュベットとボードにそれぞれ3本づつの計6本必要です。
キュベットの遊び方
ワールドマップを敷いてキュベットを設置する
平坦な場所にワールドマップを敷きます。
たたみジワでキュベットが止まってしまうことがあるので、アイロンなどで伸ばして敷くと止まりません。
ボードにコーディング用ブロックを設置する
キュベットを動かしたいように、コーディング用ブロックをボードに設置します。
ゴールを設定して、そこに到達できるようにボードにブロックを設定する
幼い子どもの遊びはじめには難しいかもしれませんが、行きたい場所を設定して、その場所に行けるようにボードにブロックを設置します。
キュベットの良いところ
プログラミング、コーディングの基本を学ぶことができる
おもちゃで遊びながらプログラミング、コーディングの流れを自然と身につけることができ、後にプログラミングを学ぶ際にも、ゲーム感覚で覚えることができるようになるのではないかと思います。
個人的な経験談ですが、プログラミングの勉強となると、はじめは参考書や画面に小さい文字で書かれた英数字に難解なイメージを持ったり、プログラミング、コーディングの手順が身につくまで時間がかかったので、キュベットがあってキュベットで遊んでいれば、プログラミング、コーディングの手順が身についた状態で、もっと簡単に、自然にプログラミングに取り掛かることができたり、理解する時間が短縮できたのではないかと思います。
ロジカルシンキングやトライアル・アンド・エラーを身につけることができる
子供が大きくなる頃にはAIの進化によって、今のように指でキーボードから小さい文字の英数字を打つようなプログラミング、コーディングを行うことは少ないか、まったく無いのではないかと思いますが、ロジカルシンキングやトライアル・アンド・エラーなどの、生活や仕事をする上で重要な概念を身につけることができるのではないかと思い、そこがキュベットを買った一番の理由です。
AIがプログラミングをしてくれることで、将来的にはプログラミング、コーディングの仕事自体も無いか、大きく形を変えていそうです。
キュベットのあんまりなところ
単3電池は別売り
単三電池は付属して欲しかったです。
子供にプレゼントとして見せた際の、驚きと喜びを感じている瞬間にそのまま動かしたかったのが、少し冷めるようでちょっと残念でした。
ワールドマップのたたみジワで止まる
布製のワールドマップのたたみジワでキュベットが止まってしまうことがあるので、シワを伸ばすための梱包の工夫などがあると、より良いかなと思います。
アイロンでシワを伸ばしたりするといいです。
高い
おもちゃにしてはそれなりに値が張ります。
ニンテンドースイッチと同じくらいします。
キュベットのまとめ
同様のことができるiPhoneやiPadのアプリなどもありますが、立体で触ることができて愛着の湧くような、また、他のおもちゃでは身につけることが難しいようなことを学んで身につけることができるおもちゃとして、とてもおすすめです。
一緒に電池を買いましょう
また、電池を入れる部分の蓋を開ける為に、プラスドライバーが必要です。