頭のよくなるゲーム?「argo(アルゴ)」
アルゴとは
相手のカードの数字を推理し当てるゲームです。
基本ルール通りにカードを並べ、数字が分からないようにふせて置きます。
対戦相手のふせてあるカードの数字を推理して当てます。
相手のカードを先に全部当てた方が勝ちです。
カードだけでも、プレーできますが、ポイントチップを使って点数を競う事で更にゲーム性を高める事も出来ます。
アルゴとは、英語のalgorithmからとったもので、問題を解くために、筋道を立てて段階的に考える事を意味します。
このゲームを通して、楽しんで推理を繰り返すことが、頭の良くなるトレーニングになるというわけです。
セット内容
アルゴカード:24枚(黒12枚0〜11まで各1枚・白12枚0〜11まで各1枚)
ポイントチップ:40枚(赤4枚・青8枚・黃12枚・緑16枚)
説明書
ケース
基本ルール
- カードは、黒0〜11、白0〜11の各1枚ずつあり、黒と白をシャッフルして配ります。
- 配られたカードは、自分から見て左から右へ、数字の小さい順に一列に並べます。
- 同じ数字の場合は、黒<白とします。
- ゲーム中、山から引いてきたカードを自分のカードの列に入れるときも、このルール通りにします。
アルゴカードの「6」
「6」の約数(割り切れる数)は自身の6以外に1,2,3があります。この1と2と3を足すと、自身の「6」になります。このような数を「完全数」といい、古代から神秘的な数とされてきました。
アルゴでは、この「6」を特別な数として扱い、アルゴカードの「6」には、アルゴのマークが付いています。
「6」にアルゴマークが付いている事によって、「9」との見分けがつきやすくなっていますが、ゲームする際には間違えやすいので注意して下さい。
そして、チップを使ってプレーする場合には、「6」を当てるとボーナス点がつくようになっています。
2つのヒント
推理をする上で、決定的な2つのヒントがあります。
- 自分の持っているカード(黒または白)は、相手は持っていないという事。
- 基本ルール通りにカードが並べられている。つまり、左から右へ、数の小さい順に並んでいるという事。
これでいうと、相手の一番左が白の「0」で隣が白の「1」その隣は伏せてある黒として、その隣が黒の3だとして、自分は、白の「2」を持っているとします。では、伏せてある黒の数字は何か?が簡単に推理出来ますよね?
正解は、黒の「2」という事です。
基本の遊び方
「2人プレー」
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- 親を決めます・・・黒と白のカードをシャッフルし、1枚ずつカードを引きます。小さい数字の人が最初の親になります。
- 親がカードを配ります・・・カードをシャッフルし、1人4枚ずつカードを配り、残りの16枚を山にして中央に置きます。
- 4枚のカードを並べます・・・相手に分からないように基本ルール通りにカードをふせて並べます。
- 山からカードを1枚引きます・・・最初は、親から始めます。山から引いたカードは相手に見られないよう自分だけ見ます。
- 相手のカードの中から、数字を当てるカードを決めます・・・始めのうちは、相手のカードがよく分からないので、好きなカードを狙います。
- アタックします・・・引いたカードを裏にしたまま、当てようと決めたカードの前に置き、推理した数字をはっきり言います。
- アタックされた相手は返事をする・・・数字が合っていたら「イエス!」、間違っていたら「ノー!」と言います。
- アタック失敗の場合・・・親はアタックに使ったカードをオープンにして自分の列に並べます。相手のカードはそのままで、アタックを交代します。
- アタック成功の場合・・・相手は当てられたカードを表にします。当てた人は、この後、アタック(今のカードを使って、続けて相手にアタック出来ます。はずれるまで、何度でもアタックできますが、「ノー!」と言われたら、そのカードはオープンして自分の列に並べ、アタックを交代します。)を続けるか、ステイ(アタックをやめて、今のカードをふせたまま自分の列に並べ、アタックを交代します。何度かアタックしてからステイする事も出来ます。)するかを選びます。
- 1ラウンド終了・・・交代でアタックを繰り返し、相手のカードを先に全部オープンさせた方が勝ちです。
- 2ラウンドやってゲーム終了・・・2ラウンド目は、親を交代してやり、2ラウンドで1ゲーム終了となります。
相手のオープンしているカードが12□□56なら、□は2345と推測でき、その中でも自分の持っているカードを相手は持っていないので候補を減らし、伏せられている□を推測して当てるゲームです。
他にも、「3人プレー」「4人プレー」、2人チームでチームを組んで互いに協力しながら相手チームのカードを当てる「ペアプレー」があります。
カードゲームといえば、複数でしか出来ないゲームが多いですが、アルゴは1人でもプレーする事も出来ます。
そして、マニュアルの最後の方には、詰めアルゴの問題(カードが並べられた図から数字を当てる問題)が5問とその答えが記載されていますので、是非、挑戦してみて下さい!
まとめ
アルゴのカードは、とてもシンプルなデザインで、材質は、紙とプラスチックで厚めに作られているので透かしても見えないしっかりとしたカードとなっています。
ゲーム内容は、トランプの7並べの推理盤といった感じでしょうか。
ゲームを進めていくにつれヒントが増えてくるので、そのヒントを元に推理をするのが面白く、ひらめきと論理で数字を当てます。
まるでサイコメトラーのようにカードの数字が見えてきます。
少ないヒントでいかに当てていくかで勝敗が決まります!
是非、家族やお友達と一緒にアルゴで脳活しませんか?