コンパクトなのにしっかり燃える!「Lixada 薪ストーブ ポータブル」
目次
薪ストーブとは
薪ストーブには様々な種類があり、日本においても囲炉裏や七輪などが薪ストーブとして存在します。その名の通り薪を燃料としているのが特徴です。近年はアウトドア向きの小型の薪ストーブも販売されており、屋外でも使用しやすい機構を持つものが数多くあります。
以前別の記事で折りたたみ式の薪ストーブをご紹介しましたので、よろしければ併せてご覧ください。
コンパクトなのにしっかり燃える!Lixada 薪ストーブ 折りたたみ式
開封前
開封後
メッシュ素材のポータブルバッグが付属しており、持ち運びの際に使えます。
スムーズな組み立て 5ステップ
Lixadaの薪ストーブの組み立ては部品を大きいものから順にはめ込むだけなので非常に簡単です。ここでは組み立ての様子をご覧いただきたいと思います。
部品は全部で6つです。
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円筒状の台座パーツ(底部に吸気口がある方)の上に二重の円筒状のパーツをはめ込む
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薪を入れるための皿を入れる
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頭部パーツをはめ込む
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<固形燃料を使用する場合のみ>小皿に燃料を乗せ、薪を入れる皿の上か、頭部パーツの上に置く
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五徳(鍋などを乗せるための足になるもの)をはめ込む
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組み立て後
慣れるとおよそ30秒で組み立てることが可能です。
効率的に燃える
Lixada 薪ストーブ ポータブルは二次燃焼機構を採用しています。近年の小型薪ストーブにはこの機構がよく採用されていますが、これはソロストーブの創始者であるジェフ・ジャンによって発明されたものです。二次燃焼とは、燃料を燃やす一時燃焼の熱で外気を高温にすることで、一時燃焼によって発生した炭素やガスの含まれる煙を再度燃焼するというものです。二次燃焼によって燃料が非常に効率的に燃え、尚且つ煙はよりクリーンになります。
上部の吸気口から高温になった外気が吹き出すことで二次燃焼が発生します。
(画像では頭部パーツを外しているため二次燃焼の様子が見えにくくなっています)
持ち運びが楽
非常にコンパクトに収納することができるため、ちょっとしたアウトドアの際にも携行し易いです。ただし、燃料を燃やした後に発生する灰や燃え残りなどを処分するための耐熱性の容器や、直火禁止になっている場所で燃焼させる際に必要な鍋敷きもしくは燃焼台なども一緒に用意する必要があります。
Lixada 薪ストーブ 折りたたみ式と燃焼比較
Lixada 薪ストーブ ポータブルと同メーカーが販売している薪ストーブの折りたたみ式(画像右)で燃焼比較を行いました。火起こしにかかった時間ですが、どちらもほとんど同じくらいです。慣れない作業だったのでやや手間取りましたが、火種に割り箸を用いて5分強ほどで炭に火が燃え移りました。火力に関しては二次燃焼機構を持つポータブルの方が強力で、小鍋でお湯を沸かしたりする際にはこちらの方が有利なのではないかと思います。その分燃料の消費も激しいので、頻繁に燃料を追加する必要があると言えます。また、煙に関しては今回は燃料が乾燥していたためかどちらも控えめでした。ただし、肉を焼き始めると肉の油が燃えて白い煙がもくもくと出ました。ストーブを使用する際にはやはり場所をしっかり選んだ方が良さそうです。
調理の様子
河原にてLixadaの薪ストーブで調理をしてみました。焼いたものは味付き鶏モモ,鶏手羽元,マシュマロです。偏りがスゴい。
鶏モモ 焼き前
小手調べに。笑 頭部パーツを外して焼けるスペースを広げています 火力も少し落ち着くので焼肉向きです。
鶏モモ 焼き後
上手に焼けました!!(古い) クセがなくて食べ易いです。
鶏手羽元 焼き前
分厚いので火がちゃんと通るのか心配ですが…
鶏手羽元 焼き後
ちゃんと中まで火が通っていました!骨まで美味しい〜
マシュマロ 焼き前
ここまで来るともはやストーブはどうでもいい。私はこの柔肌を炙ってむしゃぶりつくだけです。
マシュマロ 焼き後
艶かしさすら感じる焼き加減。この後滅茶苦茶(ry
Lixada バーベキューコンロ ポータブル まとめ
はめ込み式の組み立てでセッティングが簡単。そして二次燃焼機構によるクリーンで強力な燃焼を実現します。コンパクトなので持ち運びも簡単、お近くの川辺や公園などでプチアウトドアを楽しむことが可能です。
※バーベキューなどをする際は事前にその場所の禁止事項などについて調べておき、許可されている場合のみ周囲に十分配慮して実行しましょう。終わったら燃料の燃え残りや灰などのゴミをきちんと持ち帰りましょう。
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