宝石取引ボードゲーム「宝石の煌き」

宝石の煌きとは

「宝石の煌き」は、ルネッサンス期の宝石商となって取引を行い、誰よりも早く威信ポイントを獲得して勝利を目指すボードゲームです。

難しすぎないルールに、美麗なイラスト、分厚いコインのようにデザインされたトークンなど、セット内容がとても素敵です。

プレイヤーはルビーやサファイアなどの宝石トークンを使って、鉱山や職人などを表すカードを購入したり、貴族の後援者を得たりして威信ポイントを稼ぐことができます。

セット内容

  • 宝石トークン40枚(緑青赤白黒-各7枚、黄金-5枚)
  • 発展カード90枚(レベル1-40枚、レベル2-30枚、レベル3-20枚)
  • 貴族タイル10枚
  • ルールブック

開封時はこんな感じでした。

 

使うものには宝石トークン各種と、発展カード、貴族タイルがあります。

左下のコストを満たしていれば発展カードはアクションとして、貴族タイルはノーアクションで手に入れることができます。

「宝石の煌き」では、そのタイトル通り、宝石トークンを使うなどしてこれらのカードを集めていき、それぞれ左上にある威信ポイントを15点稼いでいくゲームです。

遊び方

ゲームの流れ

やることは宝石トークンを取って、発展カードを買いながら宝石の資源をためつつ、高ポイントの発展カードや貴族タイルを狙っていく、というものです。。

誰かが15ポイントを獲得したら、そのラウンドの最後まで行い、ポイントの最も高かったプレイヤーが勝利します。

はじめは無得点のカードばかり買うことになりますが、レベル3のカードに手が出るようになればゲームはすぐ終わりを迎えます。

初期配置は以下の画像の通りです(4人対戦)。

紫文字で示したいちばん上列の貴族タイルは、左下にある色・枚数の発展カードを自分が保有していれば、そのプレイヤーの手番の最後に自動的に獲得されます。

例えば図の最も右端の貴族タイルを獲得するには、黒3枚、赤3枚、白3枚の発展カードを手元に保有していれば獲得されます。

15ポイント中の3点は結構大きいですから、貴族タイルを取られたことでゲーム終了のトリガーが引かれることも多いです。

手番にできること

①トークンを得る

プレイヤーが手番にできることとしては、まず宝石トークンを得るという行動があります。

取り方は2つあります。

  • 異なる色の宝石トークンを3枚得る
  • 同じ色の宝石トークンを2枚得る(4枚以上残っている場合のみ)

最大人数の4人対戦でも、宝石トークンは7枚までですから注意が必要です。

②発展カードの購入

次に発展カードの購入ができます。

この行動を取る場合は宝石トークンは得られません。

購入の際には、発展カードの左下のコストを見て払います。

通常ならコストになっている数だけ宝石トークンが必要ですが、すでに購入している発展カードからボーナスが付くことがあります。

それを確かめるにはカード右上のマークを確認しましょう。

持っているカードのボーナス分だけ、購入コストは差し引かれます。

この画像の場合は、白1赤2緑2のボーナスがついて購入コストから差し引かれています。

残りの白2と赤1の宝石トークンさえ支払えばこの発展カードを購入できるわけですね。

③発展カードの確保

最後にプレイヤーはほしい発展カードの確保もできます。

どうしても自分が手に入れたい発展カードがあったり、誰かの狙っているものを確保して邪魔できる行動です。

処理としては、1枚発展カードを好きなところから手元に確保して、オールマイティな色の宝石トークンとして使える黄金トークンを1枚もらいます。

3枚まで確保し続けることができますが、無理に購入する必要はないみたいです。

購入したいタイミングが来たら、手元から表に返して、②のアクションを使って購入しましょう。

ちなみにこの確保では、冒険をしたい人は裏向きの山札から取ることもできます。

まとめ

イラストが綺麗で、ルールも面白いのでおすすめのボードゲームです。

ドイツでのボードゲームに送られる賞「ドイツ年間ゲーム大賞」にノミネートもしており、2014年日本ボードゲーム大賞も受賞しています。

また、「宝石の煌き」には追加拡張も発売されています。

貴族タイルとすり替えられる都市タイルや、城塞を建てる要素などを増やして基本セットと組み合わせて遊ぶことができます。

余裕があったらこれも一緒に家に置いておきたいやつです。

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