8つのマークから探し出せ! 日本語版 絵合わせ カードゲーム「ドブル (Dobble)」
目次
ドブルとは
ドブルは、丸い形のカードでキャンディー缶の様な可愛いケースに収納されています。
50種類以上のマークのうち、8つのマークが描かれたカードが55枚あります。
ランダムに選んだ2枚のカードを比べてみると、必ず一つ共通するマークが描かれているという不思議なカードです。
カードがめくられる度に、誰よりも先に素早く共通するマークを探し出し、宣言する事で手元のカードを獲得したり、捨てたりして最終的にカードが多い人又は使い果たした人、ポイント制トーナメントでは、ポイントが高い人が勝利というルールで、スピード と観察力そして反射神経を競うスピード系ボードゲームとなっています。
開封前
開封後
対象年齢
6歳以上
プレイ人数
2人〜8人用のたくさんの人数で出来るパーティーゲームです。
5つのミニゲーム
5つのミニゲームに勝利した回数が最も多いプレイヤーが勝利です。
トーナメント形式好きには、ポイント制トーナメントのルールを追加する事をお勧めします。
この場合、タワーリングインフェルノから始めて、敗北したプレイヤーが次のゲームを指定します。
5つのミニゲーム終了までに、ポイントが加点、減点されていき最後のポイントの合計で勝敗が決まります。
タワーリングインフェルノ
- 準備:全てのプレイヤーの前に1枚ずつ裏向きに置き、残りのカードはテーブルの中央に表向きの山札として置きます。
- 遊び方:配られたカードを一斉に表向きにします。各プレイヤーは、それぞれ手元のカードと山札の一番上のカードを比べ共通するマークを探し、先に宣言したプレイヤーは、山札の一番上のカードを獲得し、手元のカードの上に重ねます。山札の上には又新たなカードが現れるので、これをどんどん繰り返していきます。
- ゲーム終了:山札のカードが全て獲得されたらゲーム終了です。最も多くのカードを獲得したプレイヤーの勝利です。
獲得したカード1枚につき+1ポイント
最も多く獲得したプレイヤーは更に+5ポイント
井戸堀り
- 準備:直前のミニゲームで勝利したプレイヤーがいればそのプレイヤーから順に、1枚ずつ裏向きにカードを配ります。最後の1枚のカードは配らずにテーブルの中央に表向きに置き、各プレイヤーは配られたカードをシャッフルし、山札として裏向きに自分の前に置きます。
- 遊び方:自分の山札の一番上のカードを一斉に表向きにします。自分の山札の一番上のカードとテーブル中央のカードとで共通のマークを先に宣言したプレイヤーは、自分の山札の一番上のカードをテーブルの中央のカードの上に重ねていく事で中央のカードが変わり、各プレイヤーは変わったその中央のカードと自分の山札とでマークを探していきます。
- ゲーム終了:最後まで山札にカードが残っていたプレイヤーが敗北となりますので、他のプレイヤーよりも先に自分の山札のカードを使い果たしましょう。
最初に山札のカードを全て使い果たしたプレイヤーは、+10ポイント
最後まで山札にカードが残っていたプレイヤーが、ー20ポイント
アツアツポテト
複数回のラウンドで遊ぶゲームです。ラウンド回数(最低5回)を初めに決めておきます。
- 準備:全てのプレイヤーは片手を出し、その上にカードを1枚ずつ裏向きに配ります。残ったカードは脇に除けて置きます。
- 遊び方:配られたカードを一斉に表向きにします。自分の手元のカードと他のプレイヤーのカードとで共通するマークを先に宣言したプレイヤーが、相手のカードに自分の手元のカード全てを重ねて置きます。カードを置かれたプレイヤーは、そのカードを手元のカードとして他の残ったプレイヤーのカードとで共通のマークを探します。
- ゲーム終了:全てのカードを置かれたプレイヤーは、そのラウンドに敗北し、手元に置かれた全てのカードを自分の前に置いておきます。決めたラウンド回数のゲームを繰り返し、配るカードがなくなれば、そこでゲームは終了し、一番多くのカードが前に置かれているプレイヤーが敗北となります。
ラウンドに負ける度に、ー5ポイント
全部集めよう!
複数回のラウンドで遊ぶゲームです。
- 準備:テーブル中央に表向きのカードを1枚置き、参加しているプレイヤーと同じ枚数のカードを裏向きに表向きのカードの回りに置きます。残ったカードは裏向きの山札にして脇に置いておきます。
- 遊び方:裏向きのカードを一斉に表向きにし、表向きにしたカードと中央のカードとで共通するマークを先に宣言したプレイヤーが、表向きにした方のカードを獲得していきます。中央のカードは獲得できません。
- ゲーム終了:表向きにした全てのカードが獲得されたら、中央のカードを山札の一番下に戻し、新しいラウンドを開始します。獲得したカードは持ったままです。山札にカードがなくなればゲーム終了で、獲得したカードが一番多いプレイヤーの勝利です。
獲得したカード1枚につき+1ポイント
毒された贈り物
- 準備:全てのプレイヤーの前にカードを裏向きに1枚ずつ配り、残ったカードは表向きの山札にしてテーブルの中央に置きます。
- 遊び方:配られたカードを一斉に表向きにします。全てのプレイヤーは、他のプレイヤーの前のカードと中央の山札の一番上のカードとで共通するマークを探し、先に宣言したプレイヤーは、中央の山札の一番上のカードをその見つけられたプレイヤーの前のカードの上に重ねておきます。(自分の前のカードは見ません。)新しく中央の山札の上に現れたカードと他のプレイヤーの前のカードとで繰り返しゲームを進めていきます。
- ゲーム終了:中央の山札のカードが全てなくなったらゲームを終了し、プレイヤーの前に置かれたカードが最も少ないプレイヤーの勝利です。
置かれたカードが最も少ないプレイヤーは、+20ポイント
二番目に少ないプレイヤーは、+10ポイント
こんな場合には?
- 同時にマークを宣言した場合は、先にカードを獲得したり、捨てたプレイヤーが勝利です。
- 引き分けになった場合は、そのプレイヤー同士で戦います。(アツアツポテトの場合は、2回以上の追加のラウンドを行います。)カードを1枚、一斉に表向きにし、そのうちの2枚に共通するマークを先に宣言したプレイヤーが勝利です。
まとめ
ミニゲームの「毒された贈り物」というネーミングが恐ろしく奇抜すぎたのが印象的でした。「タワーリングインフェルノ」も日本訳すると、そびえ立つ地獄という意味らしくこれもまた恐ろしい雰囲気が漂うネーミングです。「アツアツポテト」は、その名の通り手のひらで丸いカードをどんどん移動させていくところが、確かに、アツアツポテトのようで面白いネーミングです。
ルールはとっても簡単ですが、カードに描かれたマークの大きさや位置が違うので簡単そうに見えて意外に共通のマークを見つけられない!他のプレイヤーに先を越されてどんどん新たなカードに変わっていくので、気持ちが焦り余計に見つからない!のが「ドブル」の面白いところです。
マークの一例は、ルールブックの中にいくつか記載がありますが、マークの名前が言えない小さいお子様には、指差しにするといいかもしれません。
是非!あなたも「ドブル」に挑戦してみてはいかがでしょう!