クリーンに蚊を仕留める「Magsbud 蚊取り器」
目次
夏の脅威
まだまだ暑さが衰えない今日この頃、私たちの快適な生活を脅かすのは日差しだけではありません。そう、害虫です。中でも蚊はずば抜けて不快な害虫と言えるのではないでしょうか。耳元を「ぷぅぅんん」と煩く飛び回り、素早くてなかなか仕留めることができません。蚊を仕留めるには小さくて見えにくい蚊を目で捕捉し、動きを予測して素早く攻撃する必要があります。しかもこの動作で仕留めることが出来るのは基本的に一匹です。これでは夏の貴重な時間を蚊を退治するために浪費してしまうことになります。そこで役立つのが、Magsbudの蚊取り器です。
蚊の撃退方法比較
従来の方法では煙やスプレーで空気が汚れてしまいますが、Magsbud蚊取り器では空気が汚れません。
また、燃えて消耗したりスプレーの容量が減ったりしない為、買い足す必要がありません。
蚊取り線香
メリット | デメリット |
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昔ながらの方法で 実績がある |
煙が出る 匂いがつく 消耗する |
蚊取りスプレー
メリット | デメリット |
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ワンプッシュで手軽 | 子供やペットが心配 換気が必要 消耗する |
Magsbud 蚊取り器
メリット | デメリット |
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空気を汚さない 置くだけ |
電気代がかかる |
開封前
開封後
手に持ったときの第一印象は、「思っていたよりもずっと軽いなぁ!」でした。
商品本体の重量は372gで、持ち運ぶのに苦労しません。
ビジュアルは取り立ててオシャレというわけでもありませんが、蚊を退治するための捕虫器であるとは感じさせません。
暗所で使用した様子。
虫が集まりたくなる気持ちがわかるような気がしてしまいます…
ハッ、もしや…私の前世は虫?!
なぜ蚊を捕まえることが可能なのか
Magsbudの捕虫器の構造は非常にシンプルです。本体内部には虫にとって視認性が高い波長の光を放つ青紫色のLEDライトが備え付けられており、これによって蚊が本体付近に引き寄せられます。すると今度は、内蔵されているファンが蚊を吸い取り、本体下部のボックスに送り込むという仕組みになっています。ボックスに送られた蚊はファンの風を受けているうちに水分が抜けて乾燥し、やがて風化死します。ボックスは簡単に取り外しが可能で、お手入れは溜まった死骸を捨てるだけで済みます。
必要なのは電源だけ!詰め替えの手間いらず
蚊を退治するためのグッズを買ったときによくあるのが、グッズの定期的な取り替え・詰め替えです。Magsbudの捕虫器はUSB電源さえあれば使用可能で、薬剤などを必要としません。したがって、一般的な蚊取りグッズを使用するときに必要な殺虫剤を注入したり、火をつけたり、燃焼後の灰を片付けたりするといった手間が省けます。
駆動音はそこそこ静か
Amazonのレビューには「音がうるさい」というものがありましたが、個人的にはほとんど気にならないレベルの駆動音だと思いました。エアコンの駆動音よりも静かだと思います。この点は公式に騒音レベルの測定値が記載されれば、売り上げを後押ししそうだなと感じます。
実際に蚊を退治できるか
多くの人に最も興味を持たれるのは、やはりその実力でしょう。そこで今回は、この製品の試運転を3回に分けて行いました。試運転を行ったロケーションは市街地からやや外れた住宅地の建物の一階です。
7月の後半あたりから室内で蚊などの虫が出現し始め、私を悩ませていました。これ以上、ヤツらの好きにさせることは出来ない。そこで導入したのがMagsbudの蚊取り器だったというわけです。それではお手並み拝見といきましょうか。
第一回試運転
稼働時間:18:00~翌10:00(16時間)
設置場所:台所,シンクの上
結果
ワクワクしながら開封…お!1匹入っている!
しかしそれは蚊ではなく、蛾らしき虫でした。
この調子で、今度は蚊を退治してくれたらとても嬉しい。
第二回試運転
稼働時間:18:00~翌10:00(16時間)
設置場所:台所,シンクの上
結果
今日はダメだったか…と思いきや!
よく見ると2匹の蚊が息絶えていました。
おおっ、ちゃんと蚊が退治出来るんだなぁと感心。
もっと君の力を見せてくれ。
第三回試運転
稼働時間:18:00~5日後の10:00(116時間)
設置場所:作業机の下
結果
説明書には地面から1m程度高い場所に置いて使用するようにと書かれていますが、地面に置いて使用した場合はどうなるのでしょうか。
3回目は少々スペシャルに、5日とほぼ半日稼働させて様子を見ました。
ボックスを開けると、そこには蚊2匹に蛾らしき虫1匹が息絶えていました。
稼働時間の割に退治できた数が少ないことはさておき、再び蚊を退治することが出来ました。
今回の結果から言うと、設置場所が床でも蚊が入らないということは無いようです。
3回の試運転を終えた感想ですが、設置ロケーションを考慮すると上出来な方かなと思います。周囲に竹やぶや水田,用水路などがいくつもあるようなロケーションであれば、より大きな効果が期待できそうです。
より確実に仕留めたいなら
Magsbudの蚊取り器を効果的に使用するためのポイントは以下の通りです。
・使用環境が1日中暗闇になるように、窓や扉は全て締めるようにする
・稼働中は照明を全て消し、Magsbud 蚊取り器を唯一の光源にする
・エアコン,扇風機の排出口は避けて設置する
・寝室で使用する際は、三時間ほど前もって稼働させておく
・捕らえた虫を確実に風化死させるため、一週間連続で稼働させてから開封する。(死んでいない虫が逃げ出すのを防ぐため)
・もしボックスの中の虫が生きているようであれば、さらに三時間乾燥にかける。
Magsbud 蚊取り器 まとめ
Magsbudの蚊取り器は、蚊が苦手な匂いを使った製品や、その他の一般的な蚊取り器と比較すると即座には効果が現れにくくなっています。しかしながら、薬剤などの詰め替えなどの手間が省ける上に、毒を用いないのでクリーンに蚊を退治することが出来ます。説明書には継続的に使用することが強く勧められています。また、試運転ではボックスの中の虫は全て動きませんでしたが、ボックス内の虫は生きている場合があります。その場合は再度ボックスを本体に取り付けてから追加で3時間ほど稼働させて様子を見ましょう。