空中に描ける不思議なペン!?「3Dプリントペン ドリームアーツペン」
目次
3Dプリントペンとは
フィラメントと呼ばれる紐状の細長い樹脂を3Dペンの送り出し穴に差し込んで、3Dペンの熱で溶けてペン先から出てきたフィラメントで絵を描きます。
ペン先から出てきたフィラメントは固っていく為、好きな方向に固めていけば立体的な形を作る事ができます。
以前から販売されている、コンピュータで作った設計図を元に立体化に造形してくれる3Dプリンターという商品がありますが、手軽に買える価格ではなくなかなか手が出せませんでした。
しかし、この「3Dプリントペン」は、とても低価格でお求めやすく、中でも最安値の商品です。
3Dプリンターと違うのは、コンピューターではなく自分で一つ一つ細い線を組み合わせていき立体化に造形する事で自由に3Dアート作品を作れるという事です。
ペンで絵を描くように作れるので、簡単に造形出来ますし、ペン先が細いので、細かい部分の修正や追加にはとても適しているかもしれません。
他にも、チューブ糊の使い切りタイプでマジカルライトという青い光を当てて固めて造形する商品もありますが、この「3Dドリームアーツペン」は、本体を何度でも繰り返し使用でき、自然に固まっていくのでライト不要でライトを当てて固める手間もかかりません。
軽く、滑らかな曲線のフォルムでとても持ちやすいです。
他の3Dプリントペンと比べ線が細めなので細かい作業がしやすいでしょう。
適用対象
5歳以上のお子様向けの玩具となっていますが、ペン先の最高温度が約60℃くらいになるので特に小さいお子様は安全の為ペン先には触れないようにしましょう。
芸術家・建築家・デザイナー・エンジニア等、想像を形にする職業の方にもオススメなアイテムです。
遊びや趣味や仕事と幅広くお使い頂けます。
セット内容
- 3Dペン
- USBケーブル
- PCLフィラメント10m☓2本(ブルー・イエロー)
- 説明書
- 型紙
※USBプラグで接続する為、(別売り)USBソケットが必要です。
操作方法
説明書は英語表記となっていますが、操作はとても簡単です!
英語表記に苦戦した場合は、翻訳アプリ等の機能を使って頂くと英語表記にも困らないでしょう。
- 3DペンにUSBケーブルを接続→画面の電源のライトがブルーに点灯しますが、接続されたという意味であり、この状態ではまだ温まりません。
- 電源ボタンを長押し→画面の電源のライトがブルーからレッドに変わったら離します。次第に温まります。
- 速度調整は、電源ボタンで切り替え可能→画面の低速(L)、中速(M)、高速(H)が3段階に切り替えられて、それぞれ点灯します。
- フィラメントを送り出し穴にしっかり挿入します。
- ペン先側の矢印ボタンを押すとフィラメントが送り出されます。ペン先から出てくるまで少し待ちましょう。※送り出されない時は、フィラメントがちゃんと挿入されているか確認してください。
- ペン先側の矢印ボタンをダブルプッシュすると連続使用可能です!
- 電源ボタンを長押しするとオフになり、ライトが接続状態のブルーに変わります。3Dペンを3分間放置しても自動的にオフになります。
フィラメントの交換
3Dペンの上向きの矢印を押すとフィラメントが送り返されるので、別のカラーに交換できます。
ペン先には交換前のフィラメントが少し残っているので、初めのうちは前の色のフィラメントが溶けて出てきます。
しかし、少し待つと次第に次に入れた色になるのでそれまで試しに別に出してみましょう。
作ってみましょう!
空中に描くのは、少しコツが要りますので、お子様には型紙や土台等を利用して組み立てた方が作りやすいでしょう。
線を空中で描くコツ
低速で上に向かって連続してフィラメントを好きな長さ分送り出す間に段々と固まってきます。
送り出しをストップした後、出した長さが長い程倒れやすいので、完全に直立するまでは手で支えたりしながら様子を見てみましょう。
型紙を使って描くコツ
作りたい型紙の枠を先に描いた後、枠と枠をくっつけるように全ての線を一体化にします。
一体化にする事で型紙から剥がした時にパーツがバラバラになりません。
塗りつぶしが足りない箇所は、穴が空いたようになるので、後からでも塗りつぶしを足して修正するといいでしょう。
土台を使って描くコツ
コップ等ツルツルしている素材だとフィラメントがくっつかないので土台に最適だと思います。
土台そのものを型取りするように、ただひたすらグチャグチャでもグルグルでも何でも好きな方法で良いので上から描いていくだけです。
完全に固まったら、土台からフィラメントを少しずつ剥がします。土台が丸い場合は回すと外れます。
作製した作品
お花
メガネ
オモコン
バスケット
指輪
まとめ
次は、何を作ろうか楽しくてワクワクしてきます♪
他の色のフィラメント(別売り)をプラスすれば、カラーバリエーションが増えて作る作品の幅も広がります。
さぁ!あなたも「3Dプリントペン」で想像を形に!3Dアートを描こう!